18Vインパクトドライバー各社比較！マキタ・HiKOKI・MAX・パナソニック

マキタは18V対応型番だけでも329モデル揃っています。
リチウムイオンバッテリーシリーズ全体では634モデルもあり、これは圧倒的です。
バッテリーを持っていれば多くの電動工具で使いまわせるのは大きな魅力ですね。

インパクトドライバーの比較のため、ここでは代表としてTD172Dの特長を紹介します。

TA172Dは「楽らく4モード」を搭載しています。
シーンに合わせたトルクの調整が自動でなされるので、作業が楽になります。
この機能はマキタオリジナルであり、搭載している機種も多いです。

①木材モード
②ボルトモード
③テクス用 厚板モード
④テクス用 薄板モード

また、ダブル・ボールベアリングを採用しビット揺れが低減しています(ゼロブレ)。

隅打ち時の傾きは約10.5°。
業界最小レベルの優れた隅打ち性能でカムアウトを低減。
壁際、床の作業等の負担を軽減しています。

マキタは細かい気配りが多く、利用者が多いのも頷けます。

パワフルといえば18Vですが、マキタには40Vシリーズもあります。
2021年カタログでは40Vmaxシリーズは113モデル。
2020年カタログでは43モデルだったので、大きく対応機種が増えています。

40Vのバッテリーはさらに作業時間が延び、長寿命、防水構造などパワーアップしています。

こちらも選択肢に入れてもいいかもしれません。

ハイコーキではマルチボルト蓄電池を使用することで36V、18Vどちらの本体でもバッテリー一つで対応可能です。

18Vは80モデル、36Vは69モデル、合計149種類の工具が同じバッテリーで使用可能です。
バッテリーを使いまわせるのはかなりの利点ですね。

あくまでマルチボルト蓄電池対応のバッテリーと本体が必要ですが、149種類もあれば多くの作業には十分ではないでしょうか。

ここでは18Vインパクト、WH18DDL2を例にハイコーキの特長を記載します。

冷却効率アップ・最適新風路設計
効率よくモーターとハンマケースを冷却し、耐久性をアップ。

作業効率アップ・センターバランス設計
重心位置をハンドル握り部中指付近にすることで、バランスが良く、作業者の負担を軽減しました。

独自の「前後割ハウジング」採用で、短ヘッド長を実現！
狭いスペースでも作業しやすい設計です。

業界初、指先の力加減を感知するセンサ
新・トリガスイッチ【瞬】
従来の引く量で調節するストローク方式に比べ、レスポンスが良く回転数のコントロールがしやすい「次世代」トリガスイッチです。
更に、ストロークの大幅削減により指先が疲れにくい。(指先の仕事量 従来機70％ダウン)

ライトボタンを押すことで、ライトの明るさを4種類に調節することができます。対象材に反射したりして眩しい等、現場の状況に応じて調節できます。

Panasonicはメーカーサイト掲載数もあまり多くないのですが、とても工夫が詰まったインパクトドライバーばかりです。

左はEZ1PD1という型番のインパクトドライバーです。
かなり特徴的な見た目の本体で、ヘッドサイズは98mmとのことでとても小さく設計されています。
質量は1.5kg、Panasonic EZ76A1と比較して-200gの軽量化を実現しました。
軽量・小型化は多くのメーカーが取り組んでいるところですが、これは最小クラスではないでしょうか。

カムアウト低減
負荷に応じた回転数へ制御することでカムアウトを低減。さらに一打一打の打撃を小さく、モーター回転を高速化することで「なめらかな打撃」を実現。

従来軸受けにボールベアリングを追加し、ビットホルダーのブレを抑制。さらに（ビットホルダーの）内寸を最適化し、ビットのがたつきを抑制。

また、アタッチメントを付け替えることで、様々な作業が可能に。
アタッチメント接続時、作業環境に応じて8方向の角度に取付可能で、さまざまなアングルでの作業を快適にします。