電気工事・工具等取り扱い等 関連資格と講習

正しい知識を得るために必要

電気工事や工具の取り扱い、危険作業には資格や講習が設けられています。
資格や特別教育が必須のものもあれば、あったら便利といったものもあります。
必要になってから慌てるより、事前に把握しておきたいですね。
ここではリライズでも扱うような工具関係のものを紹介します。

資格・講習・特別教育一覧

※参考リンクを掲載するので、最新の情報はリンク先でご確認ください。

電気工事士

https://www.shiken.or.jp/construction.html
一般社団法人電気技術者試験センター 様

電気工事士とは電気工事に関する専門的な知識・技術を持っている者に与えられる国家資格です。
第一種と第二種があります。

工事によっては必須の資格なので、ご存知の方が大半だと思います。
試験は実技と学科があり、第一種受験には実務経験も必要となります。

電気主任技術者

https://www.shiken.or.jp/chief.html
一般社団法人電気技術者試験センター 様

電気主任技術者とは電気設備を持つ事業所で保安・維持のための監督者として必須の資格です。
その事業所の規模により第一種・第二種・第三種と分かれています。
電気事業法から各事業所が必ず指名する義務があります。

電気設備を持つ会社ではとても有用な国家資格です。
難易度はとても高いようなので、資格取得には十分が準備が必要です。

チェーンソー以外の振動工具取扱安全衛生教育・携帯用丸のこ盤安全衛生教育

https://www.rougi.or.jp/course/whole/tokubetu_marunoko
一般社団法人労働技能講習協会 様

引用
手持ち式グラインダーや卓上グラインダー、コンクリートバイブレーター、エンジンカッター、刈払い機、インパクトドライバーなどの振動を伴う工具を継続的に使用することによって、血行障害が生じ、手や腕がしびれたり、指が白くなるレイノー現象を引き起こすなど、振動障害を発症する恐れがあります。 これらの障害を防止するためには、工具の正しい点検や作業時間の管理、定期的な健康診断など、適切な予防対策が重要となります。

一般的な工具でも適切に扱わないと作業者の健康被害が発生する可能性があります。
作業者の健康を守るためには正しい知識が必要です。

刈払機（草刈機）取扱安全衛生教育

https://www.rougi.or.jp/course/whole/tokubetu_kariharai
一般社団法人労働技能講習協会 様

刈払機は広く利用されている農機具ですが、高速で動く刃物なので事故も多く危険なものです。
消費者庁注意喚起
障害物に当たった際のキックバック、飛散物による目の負傷など、単純に刃物で怪我をする以外のトラブルも多いです。
取り扱いには十分気を付けたいものです。

フルハーネス型墜落制止用器具取扱特別教育

https://www.rougi.or.jp/course/whole/tokubetu_fullharness
一般社団法人労働技能講習協会 様

高所での作業時に使用する墜落制止用器具の特別教育は必須となりました。
学科と使用方法といった実技を学びます。
受講した際の修了証は特別教育の実施者が自主的に発行しているそうです。
仕事で必要な場合には事前に確認した方がいいでしょう。

巻上げ機（ウインチ）運転特別教育

https://www.rougi.or.jp/course/whole/tokubetu_winch
一般社団法人労働技能講習協会 様

ウインチの操作にも特別教育が必要です。
大型・小型に限らず業務に従事する際には必須となります。
これも学科と実技があり、他の資格の有無などにより免除される項目があります。

木材加工用機械作業主任者技能講習

https://www.toukiren.or.jp/kousyu_08.html
公益社団法人東京労働基準協会連合会 様

木材加工用機械（丸のこ盤・帯のこ盤・かんな盤・面取り盤及びルーターに限る。ただし、携帯用のものを除く）を５台以上（自動送材式帯のこ盤は３台以上）有する事業場には木材加工用機械作業主任者を選任することが義務づけられています。
受講には実務経験が必要となるようです。

研削の取替え等（自由研削）の業務に係る特別教育

https://www.toukiren.or.jp/kousyu_toku_54.html
公益社団法人東京労働基準協会連合会 様

研削といしの取替え又は取替時の試運転の業務は労働安全衛生規則により危険又は有害な業務とされています。
この特別教育は取替時、取替時の試運転におけるものであり、実際の作業には別途振動工具の取り扱いのための教育が必要な場合があります。

まとめ

特別教育や講習、資格は多岐にわたるため、意外なものもあったのではないでしょうか。
自分の業務に関わるものは要チェックです。

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