互換性バッテリーの危険性

互換性バッテリーとは

電動工具にはバッテリーが必須です。
現在、メーカー正規品以外の安価なバッテリーが流通しています。
これが主に互換性バッテリー・非純正バッテリーなどと呼ばれています。

互換性バッテリーは使っていいの？

互換性バッテリーはネットショップ等で現在も販売されています。
メーカー正規のバッテリーよりも安価で、使えるなら使いたいですよね。
実際に使うかどうかは使用者の判断です。
しかし、安全性を考えるとおすすめできません。
リライズでは互換性バッテリー・非正規バッテリーは扱いません。

火災・爆発　命に関わる重大事故になることも

以下はほんの一部です。

• 留守中、自宅で充電していたらバッテリーから出火した
• 掃除機の非純正のバッテリーパックについて、充放電をしていない保管状態であっても発火のリスクがあった
• 充電中に突然異音が聞こえ、バッテリーから出火した
• 互換性バッテリーを充電していたところ、安全装置が機能せず過充電となり出火した

安全に使えるのは？

安心して使用できるのはメーカー純正バッテリーです。
各メーカーは安全装置、品質など厳しい基準を設け、製品を製造販売しています。
たしかに互換性バッテリーは安価ですが、怪我の元になってしまうなら元も子もありません。

互換性バッテリーでもPSEマークの取得など対応をしているところもあるようです。
しかし、基準を満たさないままマークを偽装しているような悪質なものもあります。
見分けるのは至難の業であり、正しい知識を身に付けた方でないと判断できません。
メーカーも純正バッテリーの使用を案内しているので、安心して使用するには純正をおすすめします。

互換性バッテリーの見分け方

互換性バッテリーは「メーカー名　互換バッテリー」といった名称で販売されています。
正規品として販売されている訳ではないので、見分けるのは容易いかと思います。

• 価格がずいぶん安い
• 「互換」といったキーワードがある
• 「型番」と「製造型番」がある　等

どうやらメーカー型番(純正品)と同等と記載するために、互換性バッテリーとしての本来の型番+メーカー型番を記載していることがあるようです。
そのため、製品記載の型番が2種類あるパターンがあります。
メーカー型番がある＝正規品ではない点は要注意です。

また、偽装・模倣し純正品と誤認させるように販売しているのは悪質です。
判断がつかなければ正規メーカーに問い合わせてみてください。

各サイトによる注意喚起

• マキタ　「非純正」リチウムイオンバッテリの事故急増についてのお知らせ
• HiKOKI　HiKOKIコードレス工具用蓄電池に関する重要なお知らせ
• マックス　マックス製充電工具用の電池パックに関する重要なお知らせ
• 東京消防庁　リチウムイオン電池からの火災に注意しよう
• 消費者庁　消費生活用製品の重大製品事故
• 経済産業省　安全・安心カテゴリー一覧

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございます。
互換性バッテリーについて、使用自体を禁止する法律などはありません。
あくまで自己責任ですが、必ずその危険性を知ったうえで検討してみてください。

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