出張買取は怖い？リサイクルショップが解説 危険？身を守る方法は？

出張買取(訪問買取)はとても便利な買取方法です。
しかしながら、一部の悪質業者のせいで怖い印象を持っている方もいるのではないでしょうか。
実際に出張買取を行うリサイクルショップがポイントを解説します。

出張買取は怖いものではない

まず、出張買取自体は怖いものではありません。
多くの業者はルールを守り、適切に対応しています。
最近では悪質な業者から売主を保護するため、さまざまなルールや制度が定められています。
これを守っている業者なら安心して取引できます。
万が一、トラブルが起きてもルールや制度があるので、売主はきちんと守られるからです。

決められたルールや制度を守るのは当たり前のことですが、これを守っていない悪徳業者がいるために出張買取による被害が発生しています。
被害を避けるために消費者側にも知識が求められます。

出張買取のメリット

買取業者が家まで来てくれるので、出張買取には買取に関わる手間がおおいに省けます。

• 梱包作業がいらない
• 重い物、大きい物を運ばなくていい
• 商品が大量にあっても問題なし
• 自宅で査定→支払いまでやってもらえる

業者選びには少々気を使いますが、メリットも大きい買取方法です。

これは危険！ 注意すべきポイント

悪質業者の見分け方

出張買取・訪問買取にはすでに特定商取引法などで細かいルールが定められているため、これを守っていない業者は避けた方が無難でしょう。
よく注意喚起されている悪質業者の特徴は以下の通りです。

• 突然自宅に訪問してきて買取の勧誘をされた
• 元々買取予定の商品以外を買い取られた
• 断っているのにしつこく居座られた
• 買取を行ったのに書面を作成しない
• 社名や身分を明示しない

突然玄関ベルが鳴り、知らない人が「いらないものがあれば買い取る」と申し出る……。
というのは特定商取引法で禁止されています。
もし遭遇したのなら決してドアを開けず、断ることをお勧めします。

こういったトラブルについては国民生活センターでも注意喚起が行われています。
困ったり、不安なところがあれば消費生活センター、消費者ホットラインなどに相談してみましょう。

事前の査定額から大幅に下げられた

事前の査定の段階で「中古なのに他社よりもやけに高い金額を掲示してくる」といった場合には、当日になってから査定額を大幅に下げる業者もいるようです。
査定額が高いから依頼したのに、非常にやっかいなパターンです。
このあたりは企業努力をしている優良企業にも見えるので、事前の判断が難しいところです。

買取業者からすると、商品実物は当日になって初めて見ることになります。
事前に確定した金額をお伝えできるのは新品未開封などごく限られたパターンのみです。
そのため、事前にお伝えできる査定額はあくまで「仮」となり、実物を見てから本査定を行うことになります。
仮査定を行う多くの買取業者はこの点をきちんと説明しています。

• 口コミ、評価を確認する
• キャンセルしたらどうなるか問い合わせる
• キャンセル料、手数料について確認しておく

トラブルを避けるためには上記がポイントです。
査定額を下げられた＝悪質であるとは限りません。
しかしながら、買取金額に納得できなければ契約する必要はありませんので、落ち着いて対応してください。

実際の被害例

国民生活センターから事例を引用します。

• クーリング・オフの説明を受けないまま契約した。契約書に記載された内容もずさん
• 形見の指輪を返してほしいが、転売されてしまった
• ダイヤの指輪を返してほしいが、紛失したと言われた
• 売却を迷っていたら購入業者が1,000円札を置いて商品を勝手に持ち去ってしまった
• 貴金属はないと伝えたら大声で怒鳴られ、怖い思いをした
• クーリング・オフをしたいが購入業者と連絡がとれない

こうしたサイトでは依頼もないまま訪問され、高価なものを買い取られてしまった事例が目立ちます。
依頼をしてから買取を受ける場合にもトラブルが発生しますので、注意してください。

クーリングオフとは

クーリングオフとは、契約の申し込み後でも無条件で契約の申し込みを撤回したり、契約を解除したりできる制度です。
強引な訪問買取(訪問購入)などから消費者を守るためのものです。
こうした身を守る方法を知っておくと、もしもの時も冷静に対処できます。

クーリング・オフについてはこちらの過去記事で細かく紹介しています。
クーリングオフとは 訪問買取を依頼する際に気を付けること

出張買取の具体的な流れ

実際に出張買取はどんな流れで行われるのか、リライズの実例を元に紹介します。

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細かい流れは会社によりけりかと思いますが、

1. 日付を決める
2. 実際に訪問
3. 買取額が確定、契約する

といった方法が一般的かと思います。

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございます。
この記事が少しでも出張買取への理解に繋がれば幸いです。
極端な話ですが、どうしても出張買取への不安が拭えないなら直接店頭に持ち込むのも手段の一つです。
宅配買取といった方法も選択肢の一つですので、ご自身にあった方法を探してみてください。

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