宅配買取とは
宅配買取とは、自宅にいながら売りたい物を買取業者に送ることで買取サービスを受けられるものです。
物が多い、重い、日中時間がない、さまざまな状況でも気軽に利用できるので、活用できれば大変便利なサービスです。
最後まで非対面で完結するため、感染対策ができる買取方法として注目されています。
しかしながら、国民生活センターに注意喚起されるようなトラブルも発生しています。
ここではどのようなトラブルが考えられ、どうやったら回避できるのか解説します。
宅配買取の流れ
まずはリライズの例を元にどのように宅配買取が進むのか紹介します。
細かい流れはリサイクルショップにより異なりますが、大筋は変わらないかと思います。
- お客様から宅配買取のご依頼
- 商品の詳細をお伺い、仮査定
- 仮査定額に納得したら商品をリサイクルショップに送付
- リサイクルショップにて本査定
- 査定額に納得したら買取依頼
- 本人確認
- リサイクルショップから支払いを確認して完了
最初から商品を送付してもらう会社もありますが、事前にどのくらいの金額になるのか仮査定を行う会社もあります。
仮査定の場合、お客様が金額を見て売っても良さそうだと納得されたら商品を発送してもらいます。
リサイクルショップからすると、商品が届いてみないと正確な状態が分かりません。
そのため、先に仮査定額をお知らせしても、後から本査定を行うことになります。
また、買取時には売主の本人確認が必要です。
書面を郵送する方法、ネット上で完結する方法などさまざまです。
基本的に手数料などはかからない作業ですが、少々手間はかかると思います。
しかしながら、これは必須の内容なので、きちんと対応しましょう。
逆に考えれば、しっかりしている業者だからこそ手抜きをせずに確認義務を果たしていると言えます。
リライズでは無料ですが、商品の発送・返送時の送料、キャンセル料、振込手数料など諸経費を誰が負担するのかがポイントです。
このあたりがトラブルとなることも多いようです。
トラブル事例
国民生活センター等から実際のトラブル事例を紹介します。
- 査定が事前に聞いていた金額より安かった
- 振り込みされた金額が思ったより少額だった
リサイクルショップは商品送付後に初めて実物を見るため、事前の査定額と本査定に差が出る場合があります。
(例)カメラのレンズに傷はないと聞いていたのに、実際にはレンズに傷があった
上記のような場合には査定額に差が出てくるのもお分かりいただけるかと思います。
多くの真面目な業者はこの点を事前に説明します。
残念ながら、このような査定上の都合とは別に、故意に高額を掲示し実際には少額しか支払わない業者もいます。
金額に納得できなければ無理に売る必要はありません。 - 商品を送った後、連絡がない
宅配買取の場合、事前に何かしらで業者と連絡を取っていると思います。
同じ連絡方法で連絡が取れないなら故意に無視しているということかと思います。
「査定額等の連絡無しに商品送付後は振込しかしない」という業者もあるようです。
商売としてやっているなら考えにくいことですが、規約等は要確認です。
可能性としては郵送事故により「商品がリサイクルショップに到着していない」ことも考えられます。
(業者からすると商品が届かないので宅配買取を途中キャンセルした?と思っている)
発送時には荷物の追跡番号を控えておきましょう。 - 買取価格が安いのでキャンセルしたいと伝えたら、別途キャンセル料がかかると言われた
- 買取をキャンセルしたら返送料を請求された
- 価格がつかない商品を返してほしいと言ったら処分料を請求された
宅配買取には 発送時の送料・返送(キャンセル)時の送料・振込手数料 などが発生します。
この金額を誰が負担するかは申込時に確認しましょう。
また、商品に価格がつかない時はどうなるかも確認が必要です。 - 商品を紛失された
- 返送してもらった商品に傷が増えていた
こういったトラブルはリサイクルショップでの事故か配送中の事故か判断がつきません。
最初からリサイクルショップがミスをした!と決めつけてしまうと、結果的にサポートが受けられなくなることがあります。
慎重に状況を確認しましょう。
発送時に商品の状態・梱包の状態を写真で残しておくことをおすすめします。
宅配買取を行っている業者はこうしたトラブル時にどうするかも基本的に規約等で取り決めています。
分からないことがあれば質問しておきましょう。
事前にやっておいた方がいいこと
- 口コミや評判を確認する
- 送料、手数料を確認する
- 商品を清掃する
- 破損しないよう梱包する
- 商品の状態・梱包の状態を写真で残す
- 荷物の追跡番号を控える
商品を清掃するのは綺麗にしておくことで査定額を上げるため、商品の傷状態をチェックするためです。
気が付いた傷などは写真で残しておきましょう。
また、梱包はただ段ボールに入れればいい訳ではありません。
配送会社でも破損を防ぐための梱包をするよう呼びかけられています。
自衛のためにもきちんと梱包し、それを写真で残しておくことをおすすめします。
以下はトラブルに発展しやすい状況について、リサイクルショップがどのように取り決めているかの確認リストです。
少々面倒な内容かと思いますが、できれば事前に確認しておきましょう。
もちろんこれは一例で、商品ジャンルによってはもっと気を使うべき点があるかと思います。
分からない点は相手に質問し、きちんと回答してくれる業者は信頼できます。
- 事前に聞いていた査定額は変わることがあるか
- 発送時の送料は誰が負担するか
- 梱包資材(段ボール等)は誰が用意するか
- 商品到着後、買取額は何日以内に支払うのか
- キャンセルした時の手数料は?
- 返送時の送料は?
- 買取額の支払い時の振込手数料は?
- 商品に値段が付かなかったときはどうなるか
- 配送中の事故はどのように対応するのか
- 業者にて査定中に傷がついた場合の補償
- 業者の住所、連絡先、運営会社、古物商許可番号
こんな業者に気を付けて!
- 他社や相場よりやけに高額を掲示してくる
事前の査定は高額で、実際には少額しか支払わないパターンです。
これは企業努力をしている優良会社にも見えるため、事前に見分けるのは難しいと思います。
残念ながら、宅配買取の一括査定を行うサービスにもこんな悪質な業者は存在しています。
口コミや評判がやけに悪い場合には止めておくことをおすすめします。 - キャンセル手数料などを明確にしない
これは宅配買取サービスを行う業者なら決まっているものです。
クレーンの手配が必要な大型商品等、よっぽど特殊なら別途相談があるかもしれませんが、キャンセル時の対応を説明できない会社は避けましょう。 - 連絡がなかなか返ってこない、対応がずさん
宅配買取は非対面のサービスです。その分連絡をきちんとできない会社は信用できないですね。
大体のリサイクルショップは「商品到着後、〇日以内に査定結果をお知らせ」等、目安を公開していると思います。
休業日があるショップはその分連絡も遅くなりますが、対応が遅いと感じたら止めておきましょう。 - 連絡先がメールアドレスしか分からない
最近は実店舗を持たないリサイクルショップも増えているため、難しいところです。
アドレスしか分からない=悪質ではありませんが、連絡手段が少ないのは
商品を送ってもメールを無視されたら連絡が取れなくなってしまう状況を避けるため、事前の問い合わせで不審な点がないかよく検討してください。
また、買取を行う業者なら古物商許可を取得し営業しているはずです。
住所の公開義務はありませんが、許可番号は明示されているため確認しておきましょう。
まとめ
ここまでご覧いただきありがとうございます。
この記事が少しでも宅配買取への理解に繋がれば幸いです。
極端な話ですが、どうしても宅配買取への不安が拭えないなら直接店頭に持ち込むのも手段の一つです。
出張買取といった方法も選択肢の一つですので、ご自身にあった方法を探してみてください。
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