クーリングオフとは 訪問買取を依頼する際に気を付けること

クーリング・オフとは

クーリングオフとは、契約の申し込み後でも無条件で契約の申し込みを撤回したり、契約を解除したりできる制度です。
強引な訪問買取(訪問購入)などから消費者を守るためのものです。

リライズでは出張買取を行っているため、一部の取引はクーリングオフの対象となります。
ここではリライズでよくある、事前に仮査定→訪問買取当日に本査定→契約が成立した場合でのクーリングオフについて記載いたします。
なお、弊社では事前にお客様と相談し依頼があった場合のみ訪問いたします。
突然自宅に訪問するようなことは決してございません。

参考サイト
国民生活センター https://www.kokusen.go.jp/soudan_now/data/coolingoff.html
特定商取引ガイド https://www.no-trouble.caa.go.jp/what/doortodoorpurchases/

クーリング・オフの対象となる契約

訪問買取の場合、法律で決められた書面を受け取った日から数えて8日間以内であればクーリングオフの対象となります。
お客様先に訪問しその場で商品を査定する場合、お客様はその時初めて金額を知ることになります。
金額を聞いてすぐに契約をしてしまった後でも、考え直せるのがクーリングオフ制度です。
(事前に金額が決まっている訪問買取・常連取引・御用聞き取引の場合、クーリングオフの対象外とのことです)
申込書面または契約書面のいずれか早いほうを受け取った日から8日間以内であればクーリングオフの対象です。
実際には細かい例外もあるとのことなので、自分の場合は対象かどうか不安が残る場合にはお近くの消費生活センターなどに問い合わせてみることをおすすめします。

クーリング・オフ手続きのやり方

引用元 国民生活センターhttps://www.kokusen.go.jp/soudan_now/data/coolingoff.html

クーリングオフを買取業者に申し出る際にはいくつか注意事項があります。

  • 書面で通知すること (はがきでも可)
  • クーリング・オフができる期間内に通知すること
  • 証拠として書面の両面のコピーを残すこと
  • 「特定記録郵便」または「簡易書留」など、発信の記録が残る方法で送付すること

左記は訪問買取業者向けの通知書記載例です。
商品の受け渡しが済んでいれば、商品の返還を求める旨も記載します。
これとは別にクレジットでの契約もある場合にはクレジットカード会社にも通知を行います。

この通知書の書き方も分からない点があれば、消費生活センターなどに相談しましょう。

また、買取業者と商品の売主の合意があれば、必ずしもクーリングオフの手続きを踏む必要はありません。
無理矢理商品を買い取り、キャンセルにも応じないような悪徳業者から消費者を守るための制度なので、そもそも両者間で話し合いができれば問題ありません。
リライズの出張買取では基本的にクーリングオフ期間(8日間)は商品を保管し、電話などでお申し出いただくだけで契約破棄についてご相談を承ります。
クーリングオフの手続き後も買取業者と商品や代金の返還について話し合うことになるため、まずは契約された買取業者に連絡してみることをおすすめいたします。

訪問買取を受ける際に気を付けること

訪問買取は買取業者と売主間で契約を行うことになります。
契約の詳細について買取業者は説明する義務がありますが、売主側も自身が契約する内容をしっかりと把握しましょう。
以下、買取業者がお客様先で行うべき説明の一部です。

  • 事業者の氏名(名称)、住所、電話番号、法人ならば代表者の氏名
  • 訪問買取を行う目的であること
  • クーリングオフについて
  • クーリング・オフ期間内は物品の引き渡しを拒むことができること
  • 契約の詳細
  • その他契約の特記事項

口頭での説明だけではなく、定められた事項を記載した書面を交付する義務があります。
また、当然のことながら嘘をついたり、故意に事実を告げないといった不当行為も禁止されています。

事前に知っていることで避けられるトラブルがあります。
この記事でもいくつかリンクを掲載しましたので、ぜひご確認ください。
国民生活センター https://www.kokusen.go.jp/soudan_now/data/coolingoff.html
特定商取引ガイド https://www.no-trouble.caa.go.jp/what/doortodoorpurchases/

買取業者の選び方

上記の説明のとおり、訪問買取には守るべきルールがあります。
この決まり事についてよく理解し、対応している店舗を選ぶことをおすすめいたします。
買取を依頼する際はやはり金額を一番に考えがちですが、対応がいまいちな店舗だと後々面倒なことになることも。。。

国民生活センター トラブル例
・突然、不要なアクセサリーを買い取ると業者が訪問してきた。50点以上の指輪やネックレス等を安価で買い取られたが、返してほしい。
・オーディオの査定を依頼した買取業者から勧誘され、自転車、ブランド時計、テレビ等を売却した。査定額が安すぎたと思うので解約したい。
・高齢の母宅に業者から電話があり、その後訪問して貴金属類を安価で買い取って行った。母はクーリング・オフしたいと言っている。
・高齢独居の父宅に不用品を買い取るという業者から電話があり、明後日来訪されることになった。不審なので断り方を相談したい。

突然の電話や納得できない金額で買い取られてしまったトラブルが目立ちます。
やはり事前に十分説明してくれる店舗が安心ですね。
弊社では仮査定ではありますが、事前にある程度の金額をお伝えすることもできます。
(基本的には対応可能ですが、商品状態によっては難しいためお気軽にご相談ください)

説明をしっかりしてくれる店が安心なこと、万が一には消費生活センターなどで相談できることを重ねて記載しておきます。

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございます。
初めての相手と金銭のやり取りを行うのは怖いですね。
この記事が少しでもお役に立ったなら幸いです。

弊社も訪問買取、出張買取をご依頼いただいたお客様には精一杯対応しております。
リライズにご依頼いただいた際にはお気軽にご不明点などお聞かせください。

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